予算を抑えて中国を旅する予定ですか。黄色い看板に青い文字の7 Days Inn(7天酒店)を、あちこちで目にしているはずです。安く泊まるには、ぴったりに見えます。
ただ、外国パスポートだと、チェックインは大きな賭けになります。主要な観光地を離れると、なおさらです。
中国語の読み書きができ、アメリカに10年以上住んだ外国人として、この仕組みは自分で通ってきました。格安のそのまた下の宿が実際にどう動くのか、着いた瞬間にスタッフがなぜ慌てるのか、チェックインをどう切り抜けるのか。飾りを取った現実を書きます。
7 Days Innとは、実際には何か
欧米の感覚で言うと、7 Days Innは、Super 8、Motel 6、Days Innに当たる中国の宿です。
期待してよいのは、簡素できれいなベッド、専用の浴室、最低限の設備です。一つ、覚えておきたい癖があります。朝食は、まず含まれていません。出る場合でも、おかゆ、蒸しパン、卵といった簡単な中華式のビュッフェに、1人あたりおよそ15元を別に払うのがふつうです。

英語が問題なだけではない。概念そのものが通じない
ホテルの警察届出システムはすべて中国語で書かれています。それ以上に、外国人旅行者をほとんど見ないスタッフにとって、概念そのものがまったくの別世界です。スタッフがよく止まる欄は、次のようなものです。
- 入国した口岸(入境口岸)
- 査証の種類(签证种类)
- 査証の有効期限(签证有效期)
地元の警察を恐れている
上海、北京、西安のような主要な観光地では、格安宿のスタッフもよく訓練されています。一方、外国人がほとんど来ない地方や西部の都市に入ると、スタッフの緊張が表情に出ます。
彼らにとって、失敗の代償は大きいのです。フロントのスタッフが地元の警察に電話し、外国人宿泊者の情報を正しく届けなかったことで、文字どおり怒鳴られている場面を見たことがあります。ミスは、地元当局からの重い罰金や叱責につながるため、受付がいちばん楽な防衛は、ただ「外国人はお断りです」と言うことです。
知る人ぞ知るコツ:中国語が読めるので、実際にカウンターの内側に立って、自分の情報をシステムに入れる手伝いをしたことがあります。基本的な中国語が読めるか、翻訳アプリが使えるなら、査証の種類と入国スタンプがどのページにあるかを、スタッフに示してあげてください。入力を手伝うだけで、その夜が助かります。
チェックインで詰まらない予約の仕方
外国人を受け入れる宿は、Trip.comのような海外サイトからしか予約できない、と思っている人は多いです。ただ、基本的な中国語が読めるか、ブラウザの翻訳が使えるなら、中国国内の予約アプリ(Meituan、Fliggy、国内版Ctripなど)のほうが、はるかに効率的です。
国内アプリは、その宿が法的に誰を泊めてよいかを、明示してラベルを付けています。掲載ページで、次の表示を探してください。
- 外宾(Wàibīn・外国人客):その宿は受け入れが認められていて、スタッフはパスポートの扱いを知っているはずです。これを選んで予約すれば、チェックインはほぼ引っかかりません。
- 内宾(Nèibīn・中国本土の客のみ):これは完全に避けてください。アプリで支払いができても、着いたフロントでパスポートを断られます。
📋 中国の格安宿を予約するときの短いチェックリスト
- パスポートの現物を持つ:コピーやスマホの画面では通りません。査証の現物と、いちばん新しい入国スタンプを見せる必要があります。
- 15元を用意しておく:朝食は、ほぼ必ず窓口で追加料金です。
- 翻訳アプリを入れておく:WeChat、Alipay、またはオフライン中国語を入れたGoogle翻訳を用意し、受付が画面の前で止まったら、チェックイン画面をその場で訳せるようにします。
- 地方では引っかかると思っておく:西部や、訪問者が少ない省に行くなら、スタッフ教育が全体として上の、Jinjiang Inn(锦江之星)やHanting Premium(汉庭)のような、一段上の格安チェーンを選んだほうがよいです。